ぞう組では、今セスジスズメの幼虫を飼育しています。1匹はサナギ+2匹の幼虫です。
日々変化していく幼虫の様子に子ども達は不思議がったり、驚いたり、心配したり・・・忙しい毎日です。
さて、この奮闘日記一匹の幼虫を園庭で見つけ、「去年の年長さんが育てとった!!」と去年の記憶をたどりながら育ててみることから始まります。

幼虫がお腹を壊した!?~うんちゆるゆる事件~
原因を探そうと、お部屋の図鑑で調べますがどこにも載っていません。「パソコンとかで調べてこよか?」「おばあちゃんに聞いたら分かるかも」と、図鑑以外の方法も探すことにしました。そして、自分たちだけではなくクラスのみんなにも、伝えました。

「ぞう組へようこそ しかし ご飯がない!!!!」
1代目の幼虫が、ゆるゆるウンチ事件を乗り越え、無事サナギになったのもつかの間・・・なんと、テラスにセスジスズメの小さい幼虫が歩いていました。
大人も子どもも「かわいい 」「あの子にもこんな時代があったのね 」とメロメロ。また、育てることになりました。
セスジスズメを育てるのに大切なのは”新鮮な葉っぱ”けれど、子ども達は知っています。
セスジスズメちゃん、食べる葉っぱと食べない葉っぱがあるのです。
みんなが用意できそうな葉っぱはどれだろう・・・
そんな時、先生が「今日の朝、保育園に来るときに、大きなセスジスズメの幼虫が葉っぱ食べてたよ!」と報告が!すぐに向かいました!

保育園の近くの道に、大きな幼虫がむしゃむしゃ葉っぱを食べていました。
そして、この子もぞう組さんに仲間入り!したものの・・・サナギ+食べ盛り幼虫2 匹。やっぱりこのままではご飯が足りません。
「この葉っぱはめっちゃ食べるな、これ、なんて名前なんやろ」沢山の図鑑から探し、この葉っぱがマツヨイグサという名前だと分かりました。
「どこにあるんよろ。どうやって集めようかな」考える子ども達。
「そうや!みんなにも探してもらえるように、探してますって紙にかいて知らせよう!」
マツヨイグサほしいです 掲示板づくり
どんな葉っぱか分かるように絵も可いとこ。黄色い花が目印 クラスのみんなにも伝えました☆
玄関にも掲示!
数日後 色々な先生方やクラスのお友だちが、探してきてくれました!子ども達、大喜び!

ご飯をあげるだけではなく、よく観察しながらスケッチを描いたり、「幼虫は進みながらウンチをする。人間と違う!」「体の周りの大きな目みたいな模様はなに?何か意味があるのかな?」と疑問を持って調べたり。日々気づきがいっぱいです。無事、羽化しますように・・・
