8月から、〝 素材:水の性質〟 をテーマに水の性質・特徴・変化を遊びの中で経験したり、
生活の中のどこにあるか、何に使われているかを探したり、身近な水に触れ、注目しながら生活しました。
遊びの中での気づきや経験での学びを課業の中で、遊戯的に課題を出し、言語化することを促し、整理しました。
①水槽に入れたら・・・?
子ども達の前に水槽を準備し、部屋の中からおもちゃを一つ選んで持って来てもらうよう伝えました。
選んだものが、〝 浮く〟 のか〝 沈む〟 のかを予測し、一つずつ試してみます。
自分の予想していたことがどうか、水に玩具をつけた瞬間から子ども達は、水槽に釘付けでした。
お手玉が浮かんだのは、子ども達の予想と反していたようで、〝浮かぶ〟 ことへの関心が高まった場面でした。

②うそ・ほんとゲーム
保育者の言ったことが、「うそ」か「ほんと」かを判断し、身振りで表す遊びです。
きりんぐみでは、「うそ」だと思ったら手を「違う違う」というように胸の前で振る。
「ほんと」だと思ったら拍手すると決めています。
一部ですが、
・氷は、冷たいです 〇Q. 触った時、どうだった??(テラスで氷遊びをしました。)
・水は、太陽にあたると冷たくなります × Q. どうなる どうして
・水は、私たちが生きていく中で、とても大切です 〇Q. どうして なかったらどうなる
遊びや生活の中での経験や気づきを思い返し、内容について会話をしながら、進めました。
③お話を聞いて
子どもの日常生活をもとにして考えた短いお話を聞いてもらいます。
話の中に、水を使っているところが出てきたら、手を上げる、という遊びです。
一部ですが、
庭でひまわりを育てているので、水やりを・・・
「プールに行かない 」・・・
水筒に入れていた氷もすっかりとけて・・・
たくさん遊んで、シャワーをあびて・・・
子ども達は、お話を楽しみながら、水に関する言葉に集中して耳を傾け、注意しながら、考え、手をあげていました。


④魔法の粉・・・?
この頃、子ども達は、夏祭り遊び真っ最中でした。そんな子ども達の遊びの中で見られた金魚すくいやさんをヒントに・・・!課業の最後に遊んでみました。
「氷釣りしてみる ?」
!!(子ども達の反応)
「ここに白い魔法の粉があるんだけど~・・・」
いざ、挑戦です!!
子ども達が、何度も繰り返し試したり、何でだろうと探求する心を幼児期で大切に・・・♡
子ども達の育ちの少し先で、“こんなことしたな~”“あの白い粉は、〇〇だったんだ!”“こんな働きをしたから、あの時氷とくっついてつれたんだ~”など、幼児期での経験が、遊びが、確かな学びや意欲と繋がっていく・・・
この日は、保小連携研修の日でした。
そんなことを再認識できました。
