新着記事
2025/5/19
分園ゆめ組 入れたり出したり 5/19
入れたり出したり 入園して高月齢の子どもたちが興味を示した遊びは「入れたり出したり」の遊びでした。同じことを何度も繰り返して楽しむのがこの時期の特徴です。私たちは様々な種類の容器と入れるものを用意しています。<ミルクの空き缶に布を被せ、口にゴムを通した物> 入れるところがゴムなので、色んな形の物を出し入れしやすく、重さで缶の中に落ちてくれることもあります。 ふたを開けると簡単に入れる事が出来ることを子どもたちは知っています。この時はお手玉二個掴みで容器いっぱいに入れていました。 子どもたちは入れてみて、入らなかったら違う物を入れようとしたり、入らないことを大人に訴えたりします。そんな経験を繰り返し、入れるものを選んで遊ぶようにもなります。 ほかにも、ボウルやザルのように広い口が開いているもの、もう少し狭い口のものも用意しています。子どもたちが選んで遊ぶのはもちろんですが、大人が子どもたちの発達状況を見ながら発達に合った容器や入れる物を勧めることもあります。子ども達は、遊びの中で空間認知力を高め、物の性質・大きさ・量を知っていきます。そして遊びを通した理解と動作が日常生活の行為に繋がっていきます。
分園ゆめ組(01歳児)
2025/5/10
くま組 水族館づくり5/10
水族館づくりが始まりました ゴールデンウィーク前に、年長さんのある男の子が廃材を使ってカニを作ったことがきっかけとなり、水族館づくりが始まりました。 「ヒトデもおるやんな?」「ヒトデ触ったことあるで!」「僕も!!」等図鑑をみながら会話が弾みます。少し前までは描くことに没頭していた年長さんですが、話しながら描くことが出来るようになりました。それによって、アイデアを出し合う機会も増えています。 連休を挟んでも『水族館』への興味は続いていました。「こんな風にしたら面白いかな?」「こんなものも作ってみたいな」と一つの事への興味が続き、より深く探求しようとするもの年長さんならではの姿です。「今日は魚を見ながら食べられるレストランにしよう」「今日は水槽を増やしたい」等、数日間かけて少しずつ作りたいもの・やりたいことを実現していきました。こうして自分の中で“出来た”という達成感を積み重ねていっています。また別の日…朝から図鑑とにらめっこするように向かい合い、黙々と新しい生き物作りに取り掛かかっていました。「僕字が書けへんねん」と諦めてしまいそうだったため、大人が鉛筆で書いた文字をマーカーでなぞって書きました。「出来ない…」を「これなら出来そう」「自分で出来た」に変えていけるような方法を大人が提案していけるよう心がけています。そして…水族館がオープンしました! 年長さんがチケットを渡すと「もう行っていいの?」と言ってくれた年少さんがいました。直接関わっていなくても、年長さんが何か楽しそうなものを作っている事を少し離れた所から見て気付いてくれていたようです。途中できりん組へ行き、水族館に招待しました。ちょうど今、きりん組でも水族館作りが始まっているそうで、チケットを渡すとすぐに見に来てくれました!違うクラスで同じ遊びを作り出そうとしている所も面白いですね。また、年長活動を通して仲良くなった友だちと交流できるのも嬉しかったようです。 その後、きりん組の水族館も見に行きました。廃材でシュモクザメを作っているのを見て「あれめっちゃすごいなぁ!」「あれ作りたい!!」と言い、刺激を受けてくま組に帰ってきました。他クラスを見に行くことで、自分たちにはないアイデアを得ることが出来るのもメリットになります。「お休みの間に箱集めて持ってくるわ!」と意気込んでいた年長さん。さて来週からどのように遊びが発展していくか、とても楽しみです!
くま組(345歳児)
2025/5/1
うさぎ組 新年度1か月の様子 4/30
 新年度になり1カ月が過ぎました。うさぎ組では、お友達やお部屋に慣れ、子どもどうし関わる姿が見られ始めています。 クッションにもたれて、ゆったりとくつろぐことが出来る空間を大切にしています。子どもが自由に休息できます。 簡単な言葉のやり取りを楽しんでいます。片言だった言葉も、会話になり始めました。  1歳児。手をつないで歩く姿、去年度は見られませんでした。今ある環境の中で、お互いの存在を認めて遊んでいます。 新しい環境で、自分のしたい遊びを見つけることができ、楽しめるようになってきました。  『ママみたい』と言って、ドライヤーで髪の毛を乾かしたり、くしでといてあげたりしています。日々、お家の方の行動をよく見て、また、自分がしてもらっていることを真似て、遊びへと再現しています。 同じ空間にいるけれど、それぞれに好きな遊びをしています。これを並行遊びと言います。今のうさぎ組はこの並行遊びがたくさんみられます。安心できる空間で、たくさん一人遊びを楽しんでほしいです。 食事・午睡も保育者と友達と一緒に過ごしています。お気に入りの物は手に持つことで安心する様子。安心すると、自ら手放し、遊びを楽しんでいます。
うさぎ組(12歳児)
2014年竣工