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2026/1/27
イエナプランの教育理論 20の原則
イエナプランの教育理論 20の原則人間について1どんな人も、世界にたった一人しかいない人です。つまり、どの子どももどの大人も一人一人がほかの人や物によっては取り換えることのできない、かけがえのない価値を持っています。2どの人も自分らしく成長していく権利を持っています。自分らしく成長する、というのは、次のようなことを前提にしています。つまり、誰からも影響を受けずに独立していること、自分自身で自分の頭を使ってものごとについて判断する気持ちを持てること、創造的な態度、人と人との関係について正しいものを求めようとする姿勢です。自分らしく成長して行く権利は、人種や国籍、性別、(同性愛であるとか異性愛であるなどの)その人が持っている性的な傾向、生れついた社会的な背景、宗教や信条、または、何らかの障害を持っているかどうかなどによって絶対に左右されるものであってはなりません。3どの人も自分らしく成長するためには、次のようなものと、その人だけにしかない特別の関係を持っています。つまり、ほかの人々との関係、自然や文化について実際に感じたり触れたりすることのできるものとの関係、また、感じたり触れたりすることはできないけれども現実であると認めるものとの関係です。4どの人も、いつも、その人だけに独特のひとまとまりの人格を持った人間として受け入れられ、できる限りそれに応じて待遇され、話しかけられなければなりません。5どの人も文化の担い手として、また、文化の改革者として受け入れられ、できる限りそれに応じて待遇され、話しかけられなければなりません。社会について6わたしたちはみな、それぞれの人がもっている、かけがえのない価値を尊重しあう社会を作っていかなくてはなりません。7わたしたちはみな、それぞれの人の固有の性質(アイデンティティ)を伸ばすための場や、そのための刺激が与えられるような社会をつくっていかなくてはなりません。8わたしたちはみな、公正と平和と建設性を高めるという立場から、人と人との間の違いやそれぞれの人が成長したり変化したりしていくことを、受け入れる社会をつくっていかなくてはなりません。9わたしたちはみな、地球と世界とを大事にし、また、注意深く守っていく社会を作っていかなくてはなりません。10わたしたちはみな、自然の恵みや文化の恵みを、未来に生きる人たちのために、責任を持って使うような社会を作っていかなくてはなりません。学校について11学びの場(学校)とは、そこにかかわっている人たちすべてにとって、独立した、しかも共同して作る組織です。学びの場(学校)は、社会からの影響も受けますが、それと同時に、社会に対しても影響を与えるものです。12学びの場(学校)で働く大人たちは、1から10までの原則を子どもたちの学びの出発点として仕事をします。13学びの場(学校)で教えられる教育の内容は、子どもたちが実際に生きている暮らしの世界と、(知識や感情を通じて得られる)経験の世界とから、そしてまた、<人々>と<社会>の発展にとって大切な手段であると考えられる、私たちの社会が持っている大切な文化の恵みの中から引き出されます。14学びの場(学校)では、教育活動は、教育学的によく考えられた道具を用いて、教育学的によく考えられた環境を用意したうえで行います。15学びの場(学校)では、教育活動は、対話・遊び・仕事(学習)・催しという4つの基本的な活動が、交互にリズミカルにあらわれるという形で行います。16学びの場(学校)では、子どもたちがお互いに学びあったり助け合ったりすることができるように、年齢や発達の程度の違いのある子どもたちを慎重に検討して組み合わせたグループを作ります。17学びの場(学校)では、子どもが一人でやれる遊びや学習と、グループリーダー(担任教員)が指示したり指導したりする学習とがお互いに補いあうように交互に行われます。グループリーダー(担任教員)が指示したり指導したりする学習は、特に、レベルの向上を目的としています。一人でやる学習でも、グループリーダー(担任教員)から指示や指導を受けて行う学習でも、何よりも、子ども自身の学びへの意欲が重要な役割を果たします。18学びの場(学校)では、学習の基本である、経験すること、発見すること、探究することなどとともに、ワールドオリエンテーションという活動が中心的な位置を占めます。19学びの場(学校)では、子どもの行動や成績について評価をする時には、できるだけ、それぞれの子どもの成長の過程がどうであるかという観点から、また、それぞれの子ども自身と話し合いをするという形で行われます。20学びの場(学校)では、何かを変えたりより良いものにしたりする、というのは、常日頃からいつでも続けて行わなければならないことです。そのためには、実際にやってみるということと、それについてよく考えてみることとを、いつも交互に繰り返すという態度を持っていなくてはなりません。
お知らせ 八木保育園の保育
2026/2/16
くま組 美術館ごっこ 2/14
 Mくんが切った紙に絵具を付けてスタンプのようなことを始めたので、「おもしろいことしてるね、良かったらこんなのもあるよ、使う?」とスタンプに使えそうなものをいくつか渡しました。色々試してみた後、スポンジに絵具を何色も塗り分けて押し綺麗なスタンプ画が出来ていくのを見て他の子も影響を受けて遊びだしました。 マーカーで描いた絵の上にポンポンと色を乗せていく子、滑らせて虹を描く子等々、ただスタンプ技法をするのではなく、その技法を使ってイメージを膨らませて製作していく姿が見られ、そんな使い方思いついたんだ!と驚かされました。 スタンプ遊びはその後日も続き、虹を描く子がどんどん増えて行きました。たくさんの虹の絵が描かれたところで「絵の具屋さん(絵を売るお店)する!」とM ちゃん。絵を飾ってお客さんに売る・・・という事で、お店を作り絵を並べていきます。そこに2人参加しさらに絵を描いて増やします。絵を飾る場所が足りなくなり困っているので「廊下やったらいっぱい貼れるんちゃう?絵を見てもらいたいなら美術館もあるね、美術館って知ってる?」と聞いてみました。「知ってる!ゴッホのやろ?」と驚きの答えが返って来ました。何かで目にしたことがあったようで、「絵を売るお店もあるけど、お客さんに絵を見てもらうのが美術館やで。」などと説明すると「美術館にするわ」と変更になり美術館の画像を一緒に見たりして額縁やネームプレートを付けることになりました。 3人で準備を進めていきます。ネームプレートには絵の題名も描いて一気に美術館らしくなってきました。飾り終えたかと見ているとさらにイメージが湧いたようで描いた絵に様々な素材をつけてさらに飾りつけする姿もありました。 次の日、いよいよ開館です。開館準備を3人でしていると一緒にしたいとまた3人加わりました。絵の点数も更に増え、チケットも作り、「看板も作りたい!」とのことで「美術館には名前があるよ。姫路美術館とか、名前どうする?」と聞くと「レインボー美術館!」「いいねー!!虹の絵がいっぱいやもんね~!」と名前も決まり看板も出来ました。少し前に作った王冠も展示して、かぶらせてあげたいと王冠は一番奥に設置。 その後、6人で入口はどこにして、チケットはどこで預かるか、役割(チケットもらう役・案内説明役・王冠かぶせる役)はどうするか等を話し合い決めていました(保育者も少し助けながら・・・)。他のクラスにも見に来て欲しいということでチケットをくま組はもちろん、きりんぐみ・かな先生・うさぎぐみにも渡しに行き、開館! 来てくれた子は「これは何?」と質問したり、「あー、私はこの絵が一番好きやな~」と感想を言ったり、王冠をかぶせてもらい嬉しそうにしたりする姿が見られました。お客さんで来てくれた子のコメントも素敵で見ていてほっこりしました。 美術館ごっこは造形遊びから始まり、子ども達のイメージがどんどん膨らんで実現しました。今までの遊びの中で自由に経験して得た多くの事を自分のやってみたい事を実現していくために活かし、自分たちで形にしていく過程が良く見られた活動でした。
くま組(345歳児)
2026/2/14
うさぎ組 1歳児 社会性の発達 2/13
 2歳児と一緒に過ごしてきた1歳児。1人遊びから並行あそびへと移行してきました。並行遊びとは・・・同じ空間で自分の遊びを楽しんでいる同じ空間にいて、しっかり友だちの存在を意識しています。友だちから受ける刺激は大きく、どんどん遊びが発展していきます。構造あそびや再現遊びも始まりました。どうやって積み木を置いたらいいのかな?こうやって2歳児は置いていたな・・・と、色々頭の中で考えています。『いたいですね』 と言って、ぬいぐるみを消毒したり、バンドエイドを貼ってあげます。社会性の発達手袋をつけたくて頑張っています。手を入れて・・・あれ??出てこないなぁ あれ??反対・・・何度も何度も自分で手を入れては出し・・・を繰り返しはめています。片方の手ではめていくのは、まだまだ難しいです。でもあきらめなかった、3人!なんとしてでも自分でしたかったのでしょうね。仲間関係の築きが見られます。1歳児どうし一緒に遊ぶ姿が見られるようになってきました。一人一人の空間が必要だった時もありますが、こんなに近くで絵本を見たり、向き合って互いの顔を見て遊ぶようになってきています。友だちの存在を認め、受け入れていますね。 カードゲームゲームあそびを楽しむ2歳児。始めは大人も入って一緒にしていましたが、子どもどうしで楽しむようになっています。ゲームのルールが理解できる・順番を守ることが出来る・相手を待つことが出来る・・・と、ゲームあそびを楽しむためには秩序が必要になってきます。今週、1歳児の2人がそのゲーム遊びを楽しんでいました。ルールも理解し『 つぎは~○○くん』『 あ!ねこ。ここにあったよ。はい、○○ちゃん』と互いに言葉を交わしながら遊んでいます。2歳児の遊びの中に入って、遊びながら習得していた姿に感心しました。友だちと生活していく中で、遊びも秩序も自然と学んでいます。
うさぎ組(12歳児)
2026/2/10
きりん組 コマ回し練習会1・2 2/6~9
時はさかのぼり・・・2026 年1 月初旬のこと「そういやコマって外遊びの時にしていいん?」一人の年長さんに相談を受けました。そんな話から外遊びでコマをまわしたい!!と練習する年長さんが3 人程度いました。冬休みの間に練習してきていた1 人の年長さんが手際よくヒモを巻き、コマを回す姿に周りの年長さんはびっくり!!な表情でした。「めっちゃ上手やん!!」「私 僕 にも教えて!!!」と年長さん同士でどうすれば回るのか、巻き方は合っているのか、投げ方はこれでいいのか、自分たちで話し合いながら練習していました。保育者のところへきて、「一回やってみて!みたらわかる気がする!」と自分がわかりやすい方法を自分で見つけて挑戦していました。 コマを回せる年長さんが増えていったことで、僕もしたい!私もしたい!と気づけば年長さん全員がコマを回せるようになっていました。そして、そこにはどうすれば回るのかお互いに相談しながら、失敗しても「大丈夫!次回る!!」と鼓舞しながら、練習する年長さんがいました。自分の感覚を誰かに伝えることはとても難しいことですが、友だちにも成功してほしいという気持ちが全員から伝わってきました。毎日全員がコマをしているわけではありませんが、自分のペースで練習してうまくなっていく感覚を感じていたのではと思います。partpart2へつづく・・・           * * * *  気が付けば2 月。コマの練習会は続いています。ほとんど全員が回せるようになると、数人の年長さんが「技どうやってするん?」と保育者まで聞きにきました。見本を見せながら説明していきましたが、一番大切なのは失敗しても諦めないこと、と伝えました。回っているコマを手に乗せかえる技、コマにヒモをかけて散歩する技、ヒモで挟んで綱渡りする技などそれぞれ挑戦していました。 年明けから始まったコマの練習ですが、1か月もたたないうちに全員が一度は回せるようになり、技に挑戦する子もいました。練習の中で、うまくいくには・・・、「もっとヒモを強く巻いてみる」「投げ方を変えてみる」「上手な友だちにみてもらう」など、自分たちで考え会話をし成長していく年長さんの姿がありました。何度も挑戦し、少しずつ成功に近づいていくことの実感を本人たちが一番に喜んでいましたし、今まではできないからいいや。と思っていた子も今回の経験を得て、諦めずに挑戦すればできることもあるんだ!と、気づくこともできました。コマに挑戦した年長さん全員がまた一つ良い表情を見せてくれたことに保育者も嬉しく思いました。年中さんの数人も、「コマって年長さんに借りていいん!?」と聞いてやりたくなるほど、どんどんうまくなって楽しそうな年長さんを見ていたのだと思います。何気ない毎日の中でいろいろなことを見て、聞いて、感じて、やってみてそれぞれの成長に繋がっていけばと思います。
きりん組(345歳児)
2014年竣工