浴衣をまとって大変身?波乱万丈のきりんぐみ夏祭り!
お盆休みが明けて登園した子供たち。友だちを誘い、好きなおもちゃで遊ぶいつものきりんぐみの様子がありました。
そんな中、年長の女の子2 人が、「あ!服のところに浴衣が増えてる!」と室内の環境が少し変わっていることに気づきました。「どうやって着るんやっけなー」と言いながら袖を通します。帯も持ってきて浴衣に巻いていきます。
着付けが終わると、「かわいい!」と喜ぶ姿が。
ここで大人が一言、声をかけました。「ところで、浴衣っていつ着る服?」
「えーっと。。。」「年長さんなってまだ着てないからわからへん」と年長さんたち。
一人の年長さんが「あっ!夏のお祭りで着ていく!花火とかあるやつ!」「そういえば前の年長さんもしてたし、その前の年長さんもしてた!」「わたしたちもやりたい!!!」その言葉で周りの年長さんたちも参加することになりました。

ここだけの「ヨーヨー釣り」裏話
ヨーヨー釣りをすることになった後、どんなヨーヨーにするのか自分たちで考えました。本物は水に浮かんでいるけど、、、
どうしたらいいのかな。と保育者のところへ相談にきました。
一緒に考えていく中で、水に浮かべることもできることを伝えましたが、画用紙でなら「自分たちで」できることに気づき、
自分たちで画用紙でヨーヨーを作ることに決めました。
理想はあったと思いますが、自分でしようと決めた
心に年長さんとしての成長を感じました。
ここだけの「金魚すくいやさん」裏話
始まりは一人の年長さんの魚釣りからでした。周りで夏祭りの話やお店の話をしていると、「金魚すくい作るわー!」と、金魚を作り始め、自然と夏祭りに参加していました。
金魚を作ったあと、その子はあることに気づきました。
「紙やから水に入れたら破れてしまうやん。。。」と。
紙の性質をよくわかっているからこその発言でした。
どうしても、つくった金魚をお店に出したい!
と言われたので、大人の力で破れないようにしました。
(金魚をラミネートしました。)

ここだけの「おめんやさん」裏話
今までは緊張や失敗が怖くてから一人で何かを作り上げることに不安をもっていましたが、おめんやさんを始める際にどんなお面にするか相談すると「ひょっとこ」の一択でした。
理由は自分でできそう、面白い顔しているからみんなが笑ってくれそう。でした。他のお店の年長さんたちもでしたが、
自分でできることが増え、本人の自信に繋がっていると感じました。そこに他の友達のことも考えて作る姿は
とても素敵でした。(お面も大好評!!!)
次の日
なにやら新しい
お店が・・・?
わなげやさん
おめんやさん
ここだけの「わなげやさん」裏話
実習生と一緒にしたわなげ遊びをきっかけに、これならできそう!と夏祭りに参加。
年中さん、年少さんにとにかく人気で、
「とにかく景品を作らないと!!」と自分のことよりも友だちにどう喜んでもらえるかを考えていました。
景品の「めんこ」はわなげやさん店主が、作り上げました!
「もう完璧に作れるようになったわ!次はしゅりけんにしよかな!」つぎなる目標へ向かってすでに
動いている店主です!



このほかにも数店のお店がひらき・・・夏祭りが始まりました!!!
数日たちました。あれ?最近はお客さんが減ったなぁ。
この一つの疑問から、みんなでどうすればお客さんがくるのか考えました。たくさんの案の中、みんなが選んだのは【一緒にお店をする】【 花火をする】 でした。
わなげやさんはヨーヨー釣りと一緒に作戦を考えました。
●輪投げをする→得点が高ければ高いほどヨーヨー釣りを遊べる回数が増える→ヨーヨー釣りで当たりがでると景品がもらえる
おめんやさんはチョコバナナやさんと作戦を考えました。
●くじびきを引いてあたりが出たら、お面がもらえ、外れてもチョコバナナがもらえます。
わからないことは保育者と相談しながら、年長さんたちは自分で考えたことを行動していきます。
浴衣を見つけたことから気づけば大きな夏祭りへと広がっていきました。
この夏祭りを通して年長さんは「自分で」できそうなことを意識し挑戦していく姿がありました。自分のお店を準備していく中で、新しい発見があったり、問題点が見つかって友だちに相談して解決しようとしたり。お客さんのことを考えて景品を作ることもありました。一人ひとりの気づきや工夫、発見、解決したことが気づけば夏祭りとして共有され、お客さんを呼びたい!楽しい祭りにしたい!という目標に繋がっていったと思います。
そして現在・・・フィナーレの花火へ向けて準備中です!つづく・・・
