2025/8/25 16:31
きりん組(345歳児)
きりん組 ひまわり記録

一人の年長さんとのお話です。
年長さん:「家でコスモス育てたねん!」「また保育園に持ってきていい?みんなに見てほしいねん!」という話がありました。自分で種から育てたこと、育ってくれたことの嬉しさ、そのことを誰かに共有したい気持ちが伝わてきました。その年長さんとせっかくなら、何かお花を育ててみる?ということになりました。

そして6月の初め、夏にも負けない暑さになってきたころ・・・

ひまわりをきりんぐみで育てることになりました。
(え?!ひまわりは見たことあるけど、ひまわりの種は見たことがないって!??)
それは大変!ということで、まずは袋から出したひまわりの種をみんなで観察しました。
「赤色みたいな色?」
「こんなにちっちゃいのに大きい花が咲くん??」
種だけでもみんなの興味を引きました。大きくなったらどうなるのかな・・・

ひまわりの種をみんなでそっと植えました。

それから数日後・・・戸外遊びに行くときに、一人の年少さんから「あーー!!種いれたところから葉っぱ出てる」!!と報告が!!それは大変だとすぐに水をあげる年中、年長児さんの姿がありました。

数日後
最初に見た葉っぱよりも大きくなっていました!

さらに数日後
どんどん大きくなっていくひまわりを見て、「せまそうやなぁ」と誰かが!
そんなところまで見ているとは、さすが年長さん!
ということで、みんなで広くなるように植え替えをしました!

土をかける人、ひまわりを持つ人、水をあげる人などそれぞれ役割を決めて大切にする姿がありました。

植え替えをした後、少しずつ花が開いていきました!

種を植えて1か月半くらい・・・きれいなひまわりが咲きました!
大切に育ててくれてありがとう!!!

家で花を育てた経験をきりんぐみのみんなに共有してくれた一人の年長さん。そこから、みんなで何かをやり遂げる経験をすることができました。毎日の水やり、枯れていないかどうかの観察も忘れることはなく、もっと水あげないと!太陽の光がいる!と自分たちでどうすればひまわりが大きく育つのかを話し合い、行動する姿がありました。年中、年少さんも変化をよく見ており、成長に気づくとそれを誰かに共有して楽しむ、喜ぶ姿がありました。
保育園の中だけではなく、一人ひとりの経験をみんなで共有し、それがきりんぐみとして今回のような新しい何かの経験に繋がるように援助できればと思っています。