先日は3月3日は、桃の節句、ひなまつりの日でした。みどりこども園でも、子ども達の健やかな成長と健康を願い、ひなまつりにまつわるビデオを見たり、歌を歌ったりとみんなでひなまつり会を楽しんでいます。
また、今回は、ばら組での制作のお話をさせていただきたいと思います。この一年間、月毎に様々な用具を使い、いろいろな作品作りを楽しんできました。毎回、制作を考える上で大切にしていることは、「新しい体験の場となること」「今の子ども達が無理なくできること」です。月毎で季節感を取り入れながらも、先月と今月、今月と来月といったように、スモールステップで少しずつ経験を重ねていけるような内容を心掛けてきました。
そして、いよいよ3月を迎え、今回が最後の制作です。最後は一年間の集大成という意味も込めて、一番よく遊んできた「お絵描き・シール・絵の具」の中から自分の好きなスタイルを選んでもらいました。「どれがいい?」と聞くと、どの子もしっかり「これ!」と自分の意思を示してくれました。
幼い子ども達にも自分の好きな物、好きな色、好きな表現の仕方があります。制作は、そんな一人一人の個性を形にして、輝かせてあげる場でありたいと思っています。
普段の遊びの中でも、「みんなで同じことをする」というばかりではなく、「好きな物を選んでいいよ」と自分なりの楽しみ方を選べるように工夫しています。その日その日で遊んだ用紙は、お帳面袋に入れて持ち帰るようにしています。何気ないお絵描きやシールのようでも、それも子ども達一人一人の個性がつまった作品。ぜひご家庭でも「上手だね」「これなあに?」「ここがいいね!」等、お子様とのやり取りを楽しんでいただけたらと思います。
〈おまけ〉