今年度も残りあと2ヶ月を切りました。すみれ組での1日1日を大切に、思いっきり楽しんで過ごしたいと思います。
3日は節分に参加しました。今年は2日が節分の日だったのもあり、「恵方巻きを食べたよ!」「鬼が家に来てん!」と楽しそうに話を聞かせてくれました。わくわくタイムで豆を煎るところを見て、「いい匂いがする!」「食べたい~」と豆の香りを楽しんでいました。
その後は節分の由来の動画を見たり、「豆まき」の歌を歌ったりしました。豆まきでは、先生が言っては言けない「鬼は内」という言葉を発してしまい、「いじわる鬼」「怒りん坊鬼」「泣き虫鬼」が先生の中に入ってきました。その鬼や、自分の心の中にいる鬼を退治するために力いっぱい豆を投げる子ども達。先生が元に戻ると「元に戻ってよかった~」「先生のために思いっきり投げたよ!」と安心した様子でした。また、豆を投げながら「今年1年健康に過ごせますように」とお願いすることもできました。
1月後半から劇遊びや和太鼓を始めています。和太鼓は去年のすみれ組が演奏していたのが印象的だったようで、今年は自分達ができる!と張り切った様子です。リズム遊びから始まり、曲に合わせて演奏しています。子ども達が楽しんで和太鼓に取り組むことができるように一緒に声を出しながら楽しんでいます。
劇遊びでは、去年の6月に月刊絵本で読んでいた「うちゅうえんそく」や宇宙の話の絵本を元に宇宙人や地球人になりきって劇遊びを楽しんでいます。1月の初め頃から劇遊びについてミーティングで話し合いを進めてきました。デイキャンプや運動会と「宇宙」を用いてみんなで力を合わせてきていたので、劇遊びも「宇宙」を登場させたい!という意見が出ました。それからは、宇宙ではどうやって歩くことができるのか、どんな惑星があるのかと表現遊びをしたり話し合いをしたりして決めていきました。劇遊びの途中でも、「こうした方が宇宙みたいだよね!」といろいろアイディアを出してくれて、楽しそうなストーリができあがってきています。今回出てくる惑星の名前や特徴は得意技のチームのみんなで一から決めました。セリフや表現の仕方も子どもたちと一緒に考えています。劇中のナレーションも今年は自分達で言う!と張り切って覚えています。一から自分達で試行錯誤し、一生懸命頑張っている子ども達の姿をご覧頂きたいと思います。
また、今回の劇遊びを通して子ども達の豊かな感性や発想に驚かされたところがたくさんありました。自分達1から考え、イメージし、表現する。一人一人がたくさん意見を出してくれて、劇遊びを成功させようとがんばる姿を見ることができ、私たちも嬉しく思います。当日は沢山お客様がいる中で、緊張してしまうこともあるかと思います。温かい目で見守っていただけたらと思います。