先日、子ども達と一緒に「秋を見つけに行こう」と、春に使った手作りカメラを手に屋上へ向かいました。
子ども達の中には、自分でカメラを持ち、靴を履いて準備万端の子も。最初に見つけたのはカマキリ。みんな少し怖がって触れず、代わりに一生懸命カメラで撮影しようとする姿がとても可愛らしかったです。屋上ではたくさんのバッタを発見。秋の虫について話しながら、楽しいひとときを過ごしました。
また、何度か訪れている金刀比羅神社への道中では、初めてのお散歩の頃は横断歩道でドキドキしていた子も、今回は手を繋がずに自信を持って渡れるようになり、春からの成長を感じる瞬間でした。
焼き芋大会に参加しました。先日の散歩で集めてきた、おいしい焼き芋を作るための葉っぱや小枝も入れて火を起こし、自分たちで準備した焼き芋を焚き火の中に入れました。しばらく待っているといい匂い、おいしい焼き芋が出来上がりました。にこにこと焼き芋を頬張る可愛い子ども達、素敵な思い出の1日となりました。
ハロウィンに向けてさくら組の子ども達が大好きな、『ばけばけばけたくん おかしの巻』から、お菓子の服を作りました。たくさんの美味しそうなお菓子の写真の中から好きなものを選び、それぞれ思い思いに貼り付けました。とっても可愛くて、美味しそうな、ばけばけばけたくんの服が出来上がりました。今からハロウィンが楽しみです。
さくら組の子ども達の遊びについて、保護者の方とお話しする機会があったので、今回お話しさせていただきます。
2歳児〜3歳児の成長の過程は、発達の大きな節目を迎える時期です。特に遊びやお友達との関わり方に大きな変化が見られ、子ども達は日々新しいことを学びながら成長していきます。この頃の子ども達は、社会性や認知力、体の動かし方など、さまざまな面で発達が進んでいきます。
遊びの面では、「並行遊び」といって、お友達と同じ場所で遊んでいても、それぞれが自分の遊びに集中することが多いです。お友達と一緒に遊ぶわけではありませんが、そばで遊んでいることで相手の動きをよく観察し、自然と学びを深めています。
お友達との関わり方については、まだ「自分が一番」という気持ちが強く、物を共有したり、一緒に協力することは難しいことが多いです。しかし、日々の遊びの中で、少しずつ社会的なスキルが身についてきます。例えば、他のお友達の行動を真似することで、新しいことを覚えたり、順番を守ることを学んだりしていきます。感情の表現がまだうまくいかないこともあり、トラブルになることも度々ありますが、それを通して自分の気持ちを伝える方法や、友達と上手に関わる力が育っていきます。
この時期の子ども達の成長はとても大きなものです。子どもが自分のペースで学び、成長していく姿を温かく見守り、サポートしてあげることが大切だと考え日々保育にあたっています。