2024/10/30 14:14
令和7年度 さくら組(2歳児)
ばら組だより(13)

先日、鍛冶屋駅まで散歩に出かけた際、道端には彼岸花が咲き誇り、キンモクセイの匂いが漂っていました。秋らしい自然に心踊る毎日です。

今回は、秋といえばの代表的食材。『さつま芋』についてお話しします。みどりこども園では、さつま芋の苗植えから始まり、収穫、焼き芋大会まで、さつま芋を通して一連の過程を体験し、食育の一環としています。

ばら組では、まだ幼いことから、苗植えに関しては幼児クラスにお願いしています。苗植え当日には、頑張るお兄さんお姉さんの勇姿を見届けに、散歩に出かけました。

お兄ちゃんお姉ちゃん達ありがとう〜!☀️

 

また近くの農園だけでなく、こども園の裏庭でもさつま芋を育てています。時々、廊下を通っては「あそこにさつま芋が植ってるんだよ」「大きいお芋獲れるといいね」と子ども達と話していました。そして、月日は流れ、いよいよ収穫の時です。

大きなさつま芋の登場に「おっきい!」と喜んだり、驚き、唖然と見つめたり、いろいろな子ども達の表情を見ることができ、私達も嬉しかったです。

近くの農園で獲れたたくさんのお芋!さあ、次は僕たちの番だ!!
お芋発見!!慎重に触ってみます🤭
いろんな形があっておもしろいね🍠✨
いい体験ができました😊

 

数日後、収穫したさつま芋を使った焼き芋大会が行われました。朝から園庭の真ん中には、大きな炎と煙が上がっています。窓越しに興味津々で眺める子ども達でした。新聞紙とアルミホイルでさつま芋を巻く作業は、朝から幼児さんにお願いしに行きました。快く引き受けてくれた優しいお兄さんお姉さんです。

朝から園庭の煙に興味津々!!🔥

 

火が落ち着き、いざ、保育者と一緒にお芋を投げ入れます。近くに寄ると、火の熱さがじんわりと伝わってきました。どきどきしながら、投げ入れた子ども達でした。

出来上がったさつま芋は、午後のおやつの時間に実食。「美味しい!」とおかわりした子もいれば、「うーん、やっぱりさつま芋は苦手だな」と少し残してしまった子も。それでも皆、一口目は自分から手を伸ばしていました。自分で体験した過程が、食べてみようという意欲に繋がったのだと思います。

火の熱さにドキドキ。えいっと投げ入れました💪🏻
美味しそうに焼き上がりました!大成功🌟
目の前で焼いてもらった特別な日。お味はどう?☺️

 

このように、一連の流れの中には、食材に触れて楽しむことはもちろん、お互いにお願いしたりお願いされたりといった異年齢での関わりの瞬間もたくさんあります。まだ幼いばら組ですが、小さい頃からお兄さんお姉さんの姿を見て育った後、今度は自分達が助けてあげる番になっていきます。それができるのもこども園ならではですよね。これからも、幼いながらにできることを楽しみ、年上の子の姿に刺激を受けながら、いろいろな行事に参加していけたらと思っています。

収穫したお芋で、お姉さん達がクッキング!美味しいおやきを振る舞ってくれました😋