卒園が近づくにつれ、子ども達の成長をお祝いしてくれるかのように、桜のつぼみが膨らみ始めました。
先日、ありがとうの会を開催しました。子ども達とミーティングの時間に話し合い、「今年1年、外部の方で誰にお世話になったのか?」話し合いました。子ども達から出てきたのは、苗や芋掘りに来てくださったおじいちゃん、おばあちゃん、そして子ども達が大好きなバスの運転手の芝さんでした。芝さんはバスの運転手だけでなく、園内の草刈りを始め、園内の壊れた箇所の修理等もしてくださっています。1年間その姿を見続けてきた子ども達にとって芝さんは、とても特別な存在のようです。
どんな形でありがとうを伝えたらいいのかをみんなで考え、プレゼントと和太鼓演奏・劇遊びを披露することにしました。
プレゼントはもうすぐ3月なので、子ども達の手作りお雛様の壁掛けを「ありがとう」の気持ちを込めて作りました。「もっと折り紙でお雛様折りたい!」とたくさんの子が折り紙のお雛様を作りました。わくわくタイムのコーナー遊びで作ったお雛様と一緒に廊下の壁に飾っていますので、ぜひご覧ください。
ありがとうの会当日の子ども達は「ありがとうの気持ちを太鼓と劇遊びにこめて伝えたい!」とやる気満々。当日は苗植えや芋掘りを手伝ってくださった祖父母の方に参加していただき、とても張り切って和太鼓や劇遊びを披露することができました。
※21日、芝さんは都合が合わず来園できなかったので、翌日のわくわくタイムの時間に芝さんを招待し和太鼓と劇遊びを披露しました。
保護者の方だけでなく祖父母の皆様にも、みどりこども園の教育・保育にご理解いただき、また,たくさんの方々に様々な活動へ参加していただき、いろいろ助けていただいて本当にありがとうございました。今後も、子ども達の健やかな成長を願い、お力添えをしていただければと思っております。どうぞよろしくお願いします。
発表会が終わり、わくわくタイムの時間に各クラスの劇遊びをみんなで一緒にする機会を設けました。3・4・5歳と異年齢で集まり、発表会で披露した劇をみんなで楽しみました。
すみれ組の子ども達が被っていたポケモンの帽子が、他のクラスの子ども達にも大人気で、「ポケモン作りたい!」とリクエストしに来る子がたくさんあり、すみれ組と同じポケモンの帽子を作って被り、劇遊びを楽しむこともできました。
カリキーのサーキットトレーニングをしたり、いろいろな得意技を楽しんだり、ナレーションを言ったりしました。小さいクラスの子はすみれ組の子を憧れの眼差しで見つめ「一緒のことがしたい!」とやってくる中、すみれ組の子はお兄さん・お姉さんとしての自覚を持ち、責任を持って小さい子の手を引き、劇遊びを楽しめるよう頑張っていました。一緒に劇遊びを楽しむことで、5歳児の姿を3・4歳児が真似をして引き継いで行ってもらえたらなと思います。
3月に入りいよいよ卒園式が近づいてきました。子ども達とも話し合いをしながら少しずつ卒園式に向けて準備を進めています。そして年間を通じて行ってきたチーム活動もいよいよ終盤を迎える時期がやってきました。「すみれファーム」「あおぞらクッキング」「ポケモンクラブ」」「ベビーシッターズ」「寺井リサーチ(焚き火)」「ヌートリア調査隊」のチームも最後の活動に向けて動き出しています。1年を通してチームごとにいろいろな活動を行ってきました。その集大成と言えるよう、最後の活動にどの子もとても力を入れています。「最後までやり遂げた」「とても楽しかった」という思い出で終われるよう、私たちも精一杯手伝いしていきたいと考えております。
卒園式まであと2週間。子ども達の晴れの舞台の日まで、みんなで力を合わせ、全力で走り抜けていきたいと思います。