3月に入り、また天気の悪い日が続いています。外遊びを楽しみにしている子ども達なので、窓際から雨が降っている様子を見つめながら「雨やから外行かれへん。お外行きたかった…。」と、残念そうに呟く姿が多く見られます。早く天気が安定し、戸外でいっぱい体を動かして遊べたらいいのになぁ…と、子ども達と共に思う毎日です。
3日はひなまつりでした。さくら組も簡単なひなまつり会をしました。「うれしいひなまつり」のうたを歌ったり、簡単な雛人形の説明の映像をみたり、ひなまつりの紙芝居を読んだりしました。また遊戯室へ行き、実際にひな壇に飾ってある雛人形を見たりもしました。
給食はひなまつりメニューで、とても可愛らしく盛り付けてあり、喜ぶ子ども達でした。が、ちらし寿司の酢飯が苦手な子が多かったです。おやつはひなまつりゼリーで、みんな喜んで食べました。
2月・3月のさくら組の室内遊びは、手先を使う遊びにチャレンジしています。
1つは紐通しです。いろいろな形のビーズに穴が開いていて、そこに紐を通して繋げていきます。色とりどりの宝石のようなビーズは、子ども達にとってとても魅力的なようで、ハートや星のビーズばかり集めてネックレスを作る子もいれば、魚の形を集めて紐を通し魚釣りに見立てる子もいます。またお友達とどちらが長く通せるか比べたりする姿も見られます。
最初は上手く通せなかった子も、何度もチャレンジするうちに小さな穴に紐を通せるようになりました。どの子も自分の納得いく長さまでビーズを通そうと集中して頑張っています。
紐通しで作ったネックレスをアクセサリーとして身に付けて、おままごとで遊んだりダンスを踊ったりもしています。
もう一つはハサミです。ハサミの持ち方や紙の切り方を実際に見せ、ハサミの使い方を丁寧に伝えてから、1人ずつ子ども達にハサミを渡すようにしています。今は細長い紙を1回で切る「1回切り」の練習をしています。既に1回切りが上手に切れる子には、もう少し幅の広い紙を渡し難しさレベルを引き上げたりもしています。
パチンパチンと紙を切る感触が面白いのか、切れば切るほど目に見えてたくさんの切れ端が増えていくことが面白いのか、どの子も長い時間黙々と紙を切り続けています。
満足いくまで切り終えたら、切れ端をコップに入れてジュースに見立て、ジュース屋さんごっこなど、何かに見立てて遊んでいます。
どの子も手先を器用に使えるようになってきています!
日々の生活の中でも、衣服の着脱や靴の脱ぎ履き、朝の準備片付け…などを見ていても、自分でできることがたくさん増え、ずいぶんお兄さん・お姉さんになったなぁ~と、感じることができるようになりました。
さくら組で過ごすのも残り1ヵ月、子ども達と毎日楽しく過ごしていきたいと思います。