2026/2/16 07:00
くま組(345歳児)
くま組 美術館ごっこ 2/14

 Mくんが切った紙に絵具を付けてスタンプのようなことを始めたので、「おもしろいことしてるね、良かったらこんなのもあるよ、使う?」とスタンプに使えそうなものをいくつか渡しました。色々試してみた後、スポンジに絵具を何色も塗り分けて押し綺麗なスタンプ画が出来ていくのを見て他の子も影響を受けて遊びだしました。
 マーカーで描いた絵の上にポンポンと色を乗せていく子、滑らせて虹を描く子等々、ただスタンプ技法をするのではなく、その技法を使ってイメージを膨らませて製作していく姿が見られ、そんな使い方思いついたんだ!と驚かされました。

 スタンプ遊びはその後日も続き、虹を描く子がどんどん増えて行きました。たくさんの虹の絵が描かれたところで「絵の具屋さん(絵を売るお店)する!」とM ちゃん。絵を飾ってお客さんに売る・・・という事で、お店を作り絵を並べていきます。そこに2人参加しさらに絵を描いて増やします。絵を飾る場所が足りなくなり困っているので「廊下やったらいっぱい貼れるんちゃう?絵を見てもらいたいなら美術館もあるね、美術館って知ってる?」と聞いてみました。
「知ってる!ゴッホのやろ?」と驚きの答えが返って来ました。何かで目にしたことがあったようで、「絵を売るお店もあるけど、お客さんに絵を見てもらうのが美術館やで。」などと説明すると「美術館にするわ」と変更になり美術館の画像を一緒に見たりして額縁やネームプレートを付けることになりました。
 3人で準備を進めていきます。ネームプレートには絵の題名も描いて一気に美術館らしくなってきました。飾り終えたかと見ているとさらにイメージが湧いたようで描いた絵に様々な素材をつけてさらに飾りつけする姿もありました。

 次の日、いよいよ開館です。
開館準備を3人でしていると一緒にしたいとまた3人加わりました。絵の点数も更に増え、チケットも作り、「看板も作りたい!」とのことで「美術館には名前があるよ。姫路美術館とか、名前どうする?」と聞くと「レインボー美術館!」「いいねー!!虹の絵がいっぱいやもんね~!」と名前も決まり看板も出来ました。少し前に作った王冠も展示して、かぶらせてあげたいと王冠は一番奥に設置。
 その後、6人で入口はどこにして、チケットはどこで預かるか、役割(チケットもらう役・案内説明役・王冠かぶせる役)はどうするか等を話し合い決めていました(保育者も少し助けながら・・・)。
他のクラスにも見に来て欲しいということでチケットをくま組はもちろん、きりんぐみ・かな先生・うさぎぐみにも渡しに行き、開館!

 来てくれた子は「これは何?」と質問したり、「あー、私はこの絵が一番好きやな~」と感想を言ったり、王冠をかぶせてもらい嬉しそうにしたりする姿が見られました。お客さんで来てくれた子のコメントも素敵で見ていてほっこりしました。
 美術館ごっこは造形遊びから始まり、子ども達のイメージがどんどん膨らんで実現しました。今までの遊びの中で自由に経験して得た多くの事を自分のやってみたい事を実現していくために活かし、自分たちで形にしていく過程が良く見られた活動でした。