時はさかのぼり・・・2026 年1 月初旬のこと
「そういやコマって外遊びの時にしていいん?」一人の年長さんに相談を受けました。
そんな話から外遊びでコマをまわしたい!!と練習する年長さんが3 人程度いました。
冬休みの間に練習してきていた1 人の年長さんが手際よくヒモを巻き、コマを回す姿に周りの年長さんはびっくり!!な表情でした。「めっちゃ上手やん!!」「私 僕 にも教えて!!!」と年長さん同士でどうすれば回るのか、巻き方は合っているのか、投げ方はこれでいいのか、自分たちで話し合いながら練習していました。保育者のところへきて、「一回やってみて!みたらわかる気がする!」と自分がわかりやすい方法を自分で見つけて挑戦していました。

コマを回せる年長さんが増えていったことで、僕もしたい!私もしたい!と気づけば年長さん全員がコマを回せるようになっていました。そして、そこにはどうすれば回るのかお互いに相談しながら、失敗しても「大丈夫!次回る!!」と鼓舞しながら、練習する年長さんがいました。
自分の感覚を誰かに伝えることはとても難しいことですが、友だちにも成功してほしいという気持ちが全員から伝わってきました。毎日全員がコマをしているわけではありませんが、自分のペースで練習してうまくなっていく感覚を感じていたのではと思います。partpart2へつづく・・・
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気が付けば2 月。コマの練習会は続いています。ほとんど全員が回せるようになると、数人の年長さんが「技どうやってするん?」と保育者まで聞きにきました。見本を見せながら説明していきましたが、一番大切なのは失敗しても諦めないこと、と伝えました。
回っているコマを手に乗せかえる技、コマにヒモをかけて散歩する技、ヒモで挟んで綱渡りする技などそれぞれ挑戦していました。

年明けから始まったコマの練習ですが、1か月もたたないうちに全員が一度は回せるようになり、技に挑戦する子もいました。練習の中で、うまくいくには・・・、「もっとヒモを強く巻いてみる」「投げ方を変えてみる」「上手な友だちにみてもらう」など、自分たちで考え会話をし成長していく年長さんの姿がありました。何度も挑戦し、少しずつ成功に近づいていくことの実感を本人たちが一番に喜んでいましたし、今まではできないからいいや。と思っていた子も今回の経験を得て、諦めずに挑戦すればできることもあるんだ!と、気づくこともできました。コマに挑戦した年長さん全員がまた一つ良い表情を見せてくれたことに保育者も嬉しく思いました。年中さんの数人も、「コマって年長さんに借りていいん!?」と聞いてやりたくなるほど、どんどんうまくなって楽しそうな年長さんを見ていたのだと思います。何気ない毎日の中でいろいろなことを見て、聞いて、感じて、やってみてそれぞれの成長に繋がっていけばと思います。