10月9日から20 日まで、ドーナツ屋さん作りが始まりました。きっかけは、一人の男の子が紙にドーナツの絵を描いて切り、ドーナツ屋さんをオープンしたことから始まりました。

片付けの前に、ドーナツ屋さんオープンに向けて話し合いました。
「いつにする?」 「明日が良い」「でもドーナツちょっとしかないで?」 「他のクラスも呼びたいからもうちょっと準備した方がいいと思う」等の意見が出たため、少し先の10月20日に決まりました。
オープンに向けて少しずつ準備を進めていきました。ドーナツの数を増やしたり、チケットや看板を作ったり。「○○はできた。じゃあ次○○作ってくる!」と友だち同士で報告し合う姿もありました。数ヶ月前までは、「次何したらいい?」と大人に聞いていた子も、振り返りの文字を読みながら自分なりに考えている様子が見られ、驚きました!

いよいよオープン
朝から大急ぎで準備を始め、写真を撮る間もなく、あっという間にお店のセッティングが完成していました。“早くお客さんを呼びたい という気持ちが行動に表れているのが分かります。セッティングが出来ると、すぐに他クラスの友だちを呼びに行き、たくさんのお客さんが来てくれました。
前日まで、“商品のドーナツはお客さんが選んだものを店員さんが袋に入れる”と決めていたのですが、休みの間にドーナツ屋さんに実際に行ってきた子が「ドーナツはお客さんが自分で選んでお盆にのせていたよ」と教えてくれました。そのアイデアにお友だちも賛成し、お客さんが自分でお盆にのせることになりました。

いざお客さんがくると、初めはどうしよう…と少し戸惑う姿もありましたが、友だちのアドバイスを受けながら役割を担っていました。また、本当は別の役がやりたかったんだけどなぁ…と思っていた子もいたようですが、途中で自分たちで相談して役を交代し、嬉しそうな表情も見られました。
閉店した後は、「あ~疲れた。。。でも楽しかった!」という声が聞こえてきました。きっといろんなことにアンテナを張って考えることがいっぱいだったのだと思います。でも、最後には「楽しかったな!」と友だちと共有する姿が見られてホッとしました☻