2025/10/9 16:17
くま組(345歳児)
くま組 環境認識「天気」9~10/1

収集台には、天気にまつわる物や天気の絵本・写真などを集めて展示していました。毎日見たり触ったりしながら友だちとお天気の話を
して天気や雲の様子などに親しむ姿がありました。
お天気カードのメモリーゲームも大人気!
また、毎日交代で天気の記録(カレンダーに天気シールを貼る)や、空の写真を撮影(年中長児)もしました。
 

★ねらい:様々な天気について知る。天気に合う道具とその使い方を知る。
①何の音?
雷・雨の音を聴きました。「どんな音?」と聞くと、「ドカンドカン」「バリバリ」「サーーーーーー」などと言語化して教えてくれました。
②風呂敷の下に
長靴・サンダル・帽子・麦わら帽子・傘・カッパ・サングラスを風呂敷の下に隠し、「雨の日に使う道具は?」「晴れの日に使う道具は?」などの大人の問いに合う道具を取り出してもらいました。「サングラスはママが使っとる」「長靴前に保育園で使ったよなぁ(雨の日の散歩)」など知っていることや経験したことを口々に話していました。
③ファンタジー遊び
②で用いた道具をヒントにし、大人のお話に合った動作をして遊びました。初めは少し恥ずかしそうにしていた子も、友だちの動きを見て真似したりし、次第に友だちと目を合わせて笑い合ったりし、和やかな雰囲気で遊ぶことが出来ました。

 

今まで天気について見たり感じたりしてきたことを自分なりに表現してみることにしました。
空の絵を描くので戸外遊びの時に雲の形や空の色を観察しておくように伝えておきました。
描く前には、どんな空にしたいか考えてみてね。と少し時間を取ってから描き始めるようにしました。それぞれどんな天気があるのか思い出し「はれ」「くもり」「あめ」「かみなり「たいふう」「ゆき」・・・とたくさんの天気を口々に言いながら絵描く空を決めていきます。
技法は初めての「はじき絵」
①白のクレパスで雲を描く
②太陽や雷など必要なら色クレヨンで書き足す
③白・黒・青の固形絵具を使い、自分が思う空の色を混色で作り
クレパスの上から塗っていく。

白クレパスで描いていて見えにくかった絵(雲)が、絵の具を重ねることで浮き上がってきたときは感嘆の声が上がりました。
空をオレンジのクレパスで塗り始めた子がいて「夕焼け!」と言ったのでオレンジの絵具も急遽用意しました。
混色の時に「黒は強い色だから、少しづつ足していかないと真っ黒になるよ」と伝えると、筆先で注意深く取って混色していました。
混色をして色を調節する姿から毎日の観察で空の色の微妙な違いを感じ取れている事が分かりました。
固形絵具は普段から常設して混色も慣れているので色を創意工夫することに集中できていたように思います。
雷を描いている子は黄色の子が多い中、紫で描いている子がいて
それを見た子が「これやろ!」と収集台から紫色に光る雷のカードを持ってきて見せ、描いている子は「それそれー!」と同意していて
実際に目にしていなくても間接的に経験したことも表現する姿が見られました。