2024/4/25 20:43
令和5年度 卒園児クラス
すみれ組だより(最終回)

 緑葉や色鮮やかな花々が咲き始め、暖かな日差しに春の訪れを感じながら、3月23日こども園の卒園式を迎えました。あいにくの雨模様…。今までも何度も園外保育のたびに雨に悩まされたこの学年、最後まですみれ組らしい天気だなぁと感じました。

 卒園式1週間前から、修了証書の受け取り方、感謝の言葉や歌の練習を行ってきました。毎日子ども達一人一人の名前を呼ぶ度に、後何回この子たちの名前を呼ぶことができるのだろう…と思うと、寂しくて仕方がなかったです。我慢しないといけない時間が長い卒園式の練習ですが、子ども達は最終学年の園児としてしっかりと向き合ってくれました。

 式当日、修了証書を受け取る子ども達の姿、感謝の言葉を保護者の方に届けている姿、『大きくなったよ』の歌を一生懸命歌う姿など見ていると、1年間の子ども達の成長を嬉しく思う反面、やはり寂しさが押し寄せてきて、何度も何度も涙が溢れてきました。本当にみんな一人一人とても立派でした。


 子ども達には小学校に就学しても「友達の良いところはもちろん、友達の苦手なところもその子の個性として受け止めてあげれる、心の大きな子になって下さい」と最後のミーティングで話をしました。全て完璧な人間なんてこの世にはいないと私は思っています。誰しも長所と短所があると子ども達には繰り返し伝えてきました。友達の苦手なところに目を向けるのではなく、友達の良いところに目を向けられる心の温かい人に育ってくれることを、心より願っています。

 保護者の皆様には、保育・教育を行う上で、配慮が至らないところも多々あったかと思いますが、いつも温かくご理解・ご協力いただきましたこと、私を始め、久保、宮崎共に本当に心よりお礼申し上げます。

 1年間温かく見守っていただき、本当にありがとうございました。お子様の健やかなご成長を、こども園からずっとずっと応援しています。

 またいつでもお子様と一緒に、会いに来てくださいね。

✨卒園おめでとう✨