2024/10/21 15:01
保育風景
5歳児 茶の湯体験

 今年度第1回目の茶の湯体験(5歳児)がありました。

昨年度、5歳児が参加している様子を見学した子ども達は"いよいよ自分達の番!!"と楽しみにしていました。

講師の古川先生に来て頂き、まずは挨拶の仕方や‟お扇子”‟懐紙袋”‟畳のへり”等、日本ならではの道具の名前や関連する言葉を教えて頂きました。

 そして次は体を動かしながらのお作法を・・・

畳に手をつかず正座からスッと立つ‟一足立ち”と1畳を6歩で歩く歩き方等を実践。

最初は難しそうでしたが、段々歩幅を調整しながら歩いていました

 続いてはいよいよお菓子の登場!!

第1回目はお干菓子を頂きました。数枚重なっている懐紙から1枚をめくり、お皿替わりにする事も初体験。

お菓子をとる時に、次の人に‟お先にちょうだいします”と一言声を掛ける事は、少し照れくさそうにしていました。

「お先にちょうだいします」「どうぞ」のやり取り後、自分の前に菓子盆を置き、菓子を取ります

お干菓子を口にすると、この表情・・・

口の中が甘さでいっぱいになった後、保育者が点てたお抹茶を頂きました。

 お茶碗を手に取って、すぐに飲むのではなく‟回す”という作法があることも知り、戸惑いながらも挑戦していました。「苦い!」と顔をしかめる子もいましたが、それ以上に「美味しい!!」という言葉が聞こえていました。

 初めて触れる言葉や作法にドキドキしつつも、日本の文化に触れられた貴重なひとときとなったようです。