1月15日(月)
子どもの時に、その意味も分からないまま近親者などから性暴力を受け、思春期になって気づき愕然とする。中には、10年、20年後になってもフラッシュバックに悩み続ける・・・。
令和2年に国で決定された「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」を踏まえて、子どもたちが性暴力の被害者や加害者、傍観者にならないよう「生命(いのち)の安全教育」が推進されています。大阪でも有志の方々がプロジェクトチームを立ち上げ「できる事からはじめよう!」と、令和4年から小さな取り組みが始まりました。今日は法務省;人権擁護委員の方を中心に3名の方が天の川保育園に来られ、『おしえて!くもくん プライベートゾーンってなあに?』(東山書房)と言う絵本(紙芝居)の読み聞かせをばら・きく組で実施してくださいました。
この絵本はコンパクトながら性暴力対策の専門家が監修した内容であり、水着を着ると隠れる部分と口をプライベートゾーンと呼ぶこと、そしてプライベートゾーンは自分だけの大事な場所で見せたり触らせたりしてはいけないことなどを教えています。
「大切なプライベートゾーンを、もし見られたり触られそうになったら大声で『いや!』と言う、大人に相談する」といった最小限の知識を子どもたちに与え、考えるきっかけを作ります。その小さな知識は子どもたちの将来に大きな力になると確信し私たちは取り組んでいます、と、代表者の方がおっしゃっていました。「園児さんにお話しするのは初めてで、ちょっと緊張しました。」とも( ´艸`)。
天の川保育園としても、この取り組みは継続したいと思います。
お家でも、子どもたちの理解度やきっかけを見極め、お話しする際の参考にして頂ければと、保存版「保護者の方へ」のご案内を「配布物」にアップしていますので、ログインしてご覧ください。