2025/5/10 12:45
くま組(345歳児)
くま組 水族館づくり5/10

水族館づくりが始まりました
 ゴールデンウィーク前に、年長さんのある男の子が廃材を使ってカニを作ったことがきっかけとなり、水族館づくりが始まりました。

 「ヒトデもおるやんな?」「ヒトデ触ったことあるで!」「僕も!!」等図鑑をみながら会話が弾みます。少し前までは描くことに没頭していた年長さんですが、話しながら描くことが出来るようになりました。それによって、アイデアを出し合う機会も増えています。
 連休を挟んでも『水族館』への興味は続いていました。「こんな風にしたら面白いかな?」「こんなものも作ってみたいな」と一つの事への興味が続き、より深く探求しようとするもの年長さんならではの姿です。

「今日は魚を見ながら食べられるレストランにしよう」「今日は水槽を増やしたい」等、数日間かけて少しずつ作りたいもの・やりたいことを実現していきました。こうして自分の中で“出来た”という達成感を積み重ねていっています。

また別の日…
朝から図鑑とにらめっこするように向かい合い、黙々と新しい生き物作りに取り掛かかっていました。

「僕字が書けへんねん」と諦めてしまいそうだったため、大人が鉛筆で書いた文字をマーカーでなぞって書きました。「出来ない…」を「これなら出来そう」「自分で出来た」に変えていけるような方法を大人が提案していけるよう心がけています。

そして…水族館がオープンしました!
 年長さんがチケットを渡すと「もう行っていいの?」と言ってくれた年少さんがいました。直接関わっていなくても、年長さんが何か楽しそうなものを作っている事を少し離れた所から見て気付いてくれていたようです。

途中できりん組へ行き、水族館に招待しました。
ちょうど今、きりん組でも水族館作りが始まっているそうで、チケットを渡すとすぐに見に来てくれました!
違うクラスで同じ遊びを作り出そうとしている所も面白いですね。また、年長活動を通して仲良くなった友だち
と交流できるのも嬉しかったようです。

 その後、きりん組の水族館も見に行きました。廃材でシュモクザメを作っているのを見て「あれめっちゃすごいなぁ!」「あれ作りたい!!」と言い、刺激を受けてくま組に帰ってきました。他クラスを見に行くことで、自分たちにはないアイデアを得ることが出来るのもメリットになります。「お休みの間に箱集めて持ってくるわ!」と意気込んでいた年長さん。さて来週からどのように遊びが発展していくか、とても楽しみです!