7/23~7/25の3日間、この春小学校に進学した1年生が『卒園児』として保育園に帰ってきてくれました。
活動のねらい
年長児⇒卒園児と関わったり、小学校について教えてもらうことで、就学への見通しを持つ・小学校への期待感や憧れの気持ちをもつ。
卒園児⇒自分の経験を話したり教えたりすることで、自信に繋がる・大きくなった成長を実感する。
★どちらも成長に繋がる経験ができる
久しぶりに保育園に登園した卒園児は、自分が3年間所属していたクラスで約半日過ごしました。一緒におもちゃで遊んだり、わらべうたをしたりしてそれぞれのクラスで過ごしました。
卒園児に積極的に遊びに誘ったりして関わりにいく子もいれば、少し離れた所から卒園児を見ている子もいました。関わり方は人それぞれでしたが、卒園児の姿を見てそれぞれが何かしら感じてくれたのではないかと思います。
年長活動
それぞれのクラスで年長活動をしました。この日に向けて、年長さんが卒園児に聞いてみたいことを考えていました。
卒園児には、事前に「好きな教科を2つ持ってきてね」とお願いしていました。国語・算数・生活が人気でした!
「生活は植物を観察したり、学校の中を探検したりする。保育園でした事と似とるねん」と話している子もいました。
「宿題ってなにするん?」
「計算ドリルとか、音読とかあるで」
「音読ってなに?」
「教科書の文字を声に出して読むねん」
と言って、3人で音読が始まりました。♪おむすびころりん すっとんとん のリズムに合わせて、聞いているみんなは手を叩いていました。
筆箱の中を見せてもらいました。それぞれいろんなキャラクターや模様の鉛筆や定規を持っていました。卒園児に「筆箱とか下敷きとか持って行く物は決まっとるけど、自分の好きなやつをお家の人と相談して買ってもらって、持って行っていいんやで」と教えてもらいました。年長さんにとっては、“好きな物を選べる”事がいいなぁと感じたようで、「なんか小学校行ってみたくなってきた」と話す子もいました。
3月まで一緒に過ごしていた卒園児に小学校について教えてもらい、ランドセルや筆箱・教科書・ノートにもたくさん触れさせてもらった年長さんたち。見て・聞いて・触れて小学校を感じる経験が出来たのではないかと思います。