2023/6/7 14:03
きりん組(345歳児)
きりん組課業 わらべうた・文学・数・環境認識

課業とは・・・保育者が計画し、ねらいを持って行う 20~30分の学習活動です。参加するかどうかは子ど もが自分で決めます。 

<わらべうた>音楽教育の基礎となり、次のように構成されています。 わらべうたで遊ぶ(約15分)→ねらいに沿った取り組み、ここでは音を聴く(約3分) →保育者の歌声を聴く、歌のプレゼント(約2分) 

<文学>絵本を読むのではなく、人形を 使ったり、保育者が昔話などを語 る、読み聞かせるという時間です。 他にも、詩や語呂合わせも文学と 呼んでいます。

<数>左は女の子。右は男の子に分かれました。 初めに、2~3人の子を保育者が指名して出てきても らいます。その子たちを見て、どんな風に分かれてる のかを考えて、自分はこっちだ!と思う方に移動する ゲームです。 

幼児になると、生活や遊びの中に、数に関する言葉や行 為がよく見られる様になります。 「もっといっぱいちょうだい」「全然足りひんやん」 「めっちゃ広くなったよ」など、これらは全て数学的な 見方をしている証拠です。

種類としては、「どこがおなじ?どこがちがう?」 「いくつある?」「大きい小さい」「多い少ない」 「長い短い」「高い低い」・・・などです。 この日は、「自分はどっちと同じかな?」を考えてたく さん遊びました。 

≪環境認識>身の周りの環境を知ることで安心して生活できる、 環境認識 日々の生き方が豊かになる、創造的な人間に育つことが目的です。小学校の「生活」教科に相当します。

4・5月のテーマは 「ぼくのわたしの保育園」 経験したことは ❖クラスの名前・友達の名前、 マーク、先生の名前を知る ❖保育園の中には何がある? 保育園の外は何がある?

❖ゲーム 「答えて返して」 お題を言いながら、 保育者がお手玉を投 げます。受け取った 子は、その答えを 言ってお手玉を投げ 返します。

❖「はいいいえゲーム」 ・きりん組は2階にありま す ・ののさまはきりん組にし かありません 問題を聞いて正解なら拍手、 間違いなら手でちがうちが うのジェスチャーをします。 

保育者は何がきっかけで参加したのかしないのか、 一人ひとりについて考えます。参加しない子は遊 べる場所も確保しています。お兄ちゃんと一緒が いいから参加している年少さん。面白そうなとこ だけ参加して、後は好きな遊びをしたい、と決め た年少さん。本当に理由は様々です。 年長になると、興味関心の幅も広がり、集中時間 も長くなるので、最後まで参加したいと思うよう になります。課業の参加の様子だけでも子どもた ちを知ることが出来てとても楽しいんですよ。