みどりこども園の運動会まで、いよいよあと1週間となりました。
7月より運動会に向けて、運動遊びの時間に少しずつ組体操の練習を積み重ねてきました。最初はバランスを取ることが難しく、体の動きを止めることができなかったり、友達と技を組むことができず、崩れたりしていた子ども達ですが、少しずつコツを覚え、また「友達を落とさないように!」「技がビシッと決まるように!」など、一人ひとりに頑張る力も芽生え、しっかりと体を支えることができるようになり、技がキレイに決まるようになってきました。今年度は14人と人数は少ないのですが、一人ひとり、また友達と力を合わせて堂々と技を披露する姿を見ていただけたらと思います。
子ども達がもう一つ力を入れている競技、それがリレーです。去年のすみれ組がリレーをしているのを側で応援していた今のすみれ組の子ども達。実際に自分たちが走る番となり、リレーがいかに難しいかというのを実感したようです。「どうすれば早くコーンを回って戻って来れるのか?」「どうすればうまくバトンを渡せるのか?」など、子ども達はいろいろと模索中です。「勝つために必要なことが何か?」そのために、毎回チーム同士で作戦会議を持つようにしています。ただ足が速いだけでは勝てないことや、チームで気持ちを合わせないと勝てないことが少しずつ分かってきたようです。両チームのスピードはほぼ互角!後は各チームの作戦会議に勝敗がかかっているかと思います。当日勝利を手にするのは果たしてどちらのチームでしょうか?!
幼児クラスになってから月2回、運動遊びの講師の先生にマット・鉄棒・跳び箱を教わってきました。すみれ組になりいよいよ3年間の集大成を披露する時が来ました。運動遊びの時間だけでなく、わくわくタイムの時間にも自主的に逆上がりや跳び箱などの運動遊びに取り組んできた子ども達。今回、講師の先生と相談し、今の子ども達の力に合わせた鉄棒の補助や、跳び箱の段数を決めています。またマット、鉄棒、跳び箱を終えた後、内村公平選手のようにかっこよくポーズを決めますので楽しみにしていてください。
またすみれ組になり、組体操やリレーだけでなく、その他の見えないところでの役割も頑張っています。開会、閉会式の挨拶やNo .1体操の見本、各競技の準備など、自分たちの競技や演技だけでなく準備も一生懸命取り組んでいます。
最後の運動会に向け、子ども達は日々頑張っています。当日の結果だけでなく、それまでに至る過程を、私たちはとても大切にしています。どうぞ運動会までの頑張りも含め、当日の子ども達の姿を見ていただけたらと思っています。すみれ組最後の運動会。子ども達にとって最高の思い出になるように『気持ちを合わせて』最後まで走り切りたいと思います。当日の子ども達に、温かいご声援、大きな拍手をどうぞよろしくお願いします!