陽ざしにはまだ夏の名残もありますが、日が落ちるのが随分と早くなってきました。
日中はまだ気温の高い日が多く、わくわくタイムを室内で過ごす日には「すみれ組お楽しみ会」を随時開催しています。デイキャンプに向けて得意技を練習してきた子ども達。チーム毎に頑張っている姿をお互い見ていたんでしょう。友達がやっている姿は、とても魅力的に見えるようで「自分もやってみたい!」という気持ちになるようです。デイキャンプ後から、他の子の得意技を真似する子が出てきました。なので今開催中の「すみれ組お楽しみ会」では、その日披露したい得意技を自分で決めるようにしています。得意技を1つだけ披露する子もいれば、2つ掛け持ちして披露する子もいます。
開催するにあたり、ミーティングの時間に「いつ開催するのか?」「何時から披露するのか?」「場所はどうするのか?」など話し合い決めました。
その後、お楽しみ会を行っていく中で、いくつか問題が出てきました。
問題1:お客さんをどうやって集めればいいか?
A.お楽しみ会をする日に小さいクラスへ誘いに行く。
問題2:小さいクラスの先生たちから「急にではなく、もう少し前もっていつするのか教えてもらえたら助かる」と言われた。
A.前もって時間や場所をお知らせする。ポスターやチケットを作ってクラスに配る。
問題3:チケットをどうするのか?遊戯室に入る前にチケットを配るのか?部屋でチケットを配っておいて、遊戯室で回収するのか?
A.遊戯室で毎回配っていたら、チケットの数がとてもたくさんいるので、部屋で配って、遊戯室で回収したらいい。(チケットは作りましたが、チケットが無くてもお楽しみ会が開催できているので、みんなチケットの存在を忘れているようです。なのでまだチケットを実際に使っていません。今後様子を見ながら子ども達と話し合っていきたいと思います。)
問題4:お楽しみ会の時間が長く、小さいクラスの友達が飽きてしまったり、ウロウロしてしまったりする。
A.準備や開演時間を守る。始める順番を事前に決めておく。どのチームも曲を少し短くしていく。ダンスチームは1曲にする。最後に小さいクラスの友達も一緒にダンスする時間を作る。
問題5:縄跳びをしたい子がいたので、小さい友達に縄跳びを貸してあげたら大変なことになった。
A.縄跳びの数が足りなくて、喧嘩になってしまう。小さい子に縄跳びを貸すと転んだりケガしたりしたら危ないから、やっぱりダンスを踊るほうがいい。いつも同じ曲だけじゃなく、何曲か日によって変えた方が良い。
子ども達なりに話し合って、いろいろな意見を出し合い、その都度解決してきました。ミーティングを一緒に参加していると「一人ひとり解決策を考えることができるんだなぁ!」と感心しながら見ています。
最近はたんぽぽ組もダンスチームを結成し、一緒にダンスを披露する機会を持っています。その時もすみれ組が中心になり「いつ出るのか?」「どうしたら良いのか?」などを前もって伝えたり、舞台袖から声をかけてくれたりしています。自慢の衣装も快く貸し出してくれています。
たくさんの笑顔が溢れる「すみれ組お楽しみ会」は異年齢で楽しめる貴重な時間なので、今後も大切にしていきたいと思います。
(おまけ…今週のすみれ組😁)