2022/11/26 13:28
令和4年度 卒園児クラス
すみれ組だより(25)

   11月16日から18日までの3日間、オープンこども園に参加していただきありがとうございました。今回のオープンこども園では、わくわくタイムの様子だけでなく、ハロウィンパーティーが終わってから準備を進めてきたファッションショーを見ていただけたことかと思います。よいこネット(22)でハロウィンパーティーに向けての衣装作りやパーティーの様子をお伝えさせていただきました。今回はその後のファッションショーの様子をお伝えしたいと思います。

思い思いの衣装を作りました😊

 

チケットも手作りです!

 

ポスターも貼って宣伝しました☆

 

小さいクラスのお友達にもお知らせしに行きました😊

 子ども達が楽しみにしていたハロウィンパーティー、今年は10月31日ハロウィン当日に開催できました。子ども達はその日に向けて衣装作りを進めてきたのですが、頑張って作った衣装を身に付けたのはパーティー当日だけでした。そこで子ども達に「せっかく頑張って作った衣装なのに、1回だけ着て持って帰るのはなんだかもったいない気がするんだけど…」と問いかけてみました。すると「他のクラスの子にも見てもらいたい」「他のクラスの先生もにも見せたい」「小さいクラスの先生には見てもらってない」等の声が上がりました。そこで子ども達に自分たちの素敵な洋服をみんなに見せる機会を作ることができること、自慢の衣装をみんなに見せる会を「ファッションショー」っていうことを伝えました。

 実際にファッションショーがどんなものなのかイメージが掴めたらと思い、みんなでファッションショーをYouTubeで見てみることにしました。「モデルさんが歩いてお客さんの前に出て、お客さんの前でポーズをとること 🟰 ファッションショー」というイメージが掴めたようです。ファッションショーのYouTubeを見た後に、もう1度子ども達に「どうする?ファッションショーしてみる?」と問いかけると、「やってみる!」と、前向きに返事してくれました。

 子ども達と一緒にポーズや歩き方を考えたりする時間を設けました。最初はみんなの前でポーズをとるのが恥ずかしく、なかなか前を向いて堂々とポーズを決めることができなかったのですが、友達同士でポーズを見せ合ううちに自分のお気に入りのポーズを見つけ、恥ずかしがらずにポーズを決めることができるようになってきました。また「お客さんの前を歩いて行く道のことをランウェイって言うんだよ!」と伝え、みんなもランウェイを歩いてみたいかどうか尋ねると、「歩いてみたい!」という意見が多かったので、急きょランウェイを設置し、順番にランウェイを歩いてみる時間を取りました。意外と高さがあったので最初はオドオド歩くといった印象でしたが、慣れてくるとスタスタ歩けるようになりました。

 

こういうポーズはどう?!かわいいでしょ❤️


 

当日使用したランウェイ✨

 

 こうした見えない努力を積み重ねて迎えたファッションショー!子ども達なりに一生懸命頑張る姿が見ることができ、とても嬉しく思いました。中には緊張したり、お客さんが多いことで照れたりする子もいたかと思いますが、きちんと自分の出番をやり切ることができました。2日目、3日目と回数を重ねるにつれ慣れてきたこともあり、歩き方もポーズもバッチリ決めることができていた子ども達でした。

魔女に変身です🧙‍♀️

 

かわいいポーズ😍バッチリ👌


 またファッションショーを終えた後には、その日のファッションショーについてミーティングを重ねました。その日に出てきた困り事や問題点をみんなで話し合い、次の日につなげていけるようにしました。

毎回ミーティングをして反省会です!

 

初日、すっかり忘れていた受け付け係💦2日目から登場です!

 

どのように迎え入れるのかも考えて、役割分担しています!

 

お客さんに掛ける言葉も練習しました😊

 

2日目は1人しかいなかった案内係、3日目はたくさん登場です!

 

「こっちだよ!」手を引いて連れて行ってくれます😊

 1日目…2日目…と順調にきていただけに、3日目はもっとスムーズに進んでいくのかと思いきや、問題勃発。「歩き終えた後に座る位置が決まっていないので、座るところがわからず困った」という意見が出たので、並び順を決めて座っていこうということになり、並び方を決めたはずが…それが仇となり3日目は幕の後ろで座り方についてトラブルになったようです。その日のミーティングで、お互いの気持ちを汲み取り「そういう場合はどうしたらよかったかな?」と話し合い、「見に来てくれているお客さんが嫌な気持ちにならないようにしていきたいね」と話し合いました。大人なら座る位置が違っていて「あれ?」と思っても、その間違いに瞬時に適応していくことができるのですが、まだ幼い子ども達なので決めたことと違うことが目の前で起こると、気持ちを切り替えることができず、問題をその場で深掘りしようとしたようです。自分達しかいない場合なら、気が済むまで話し合うことができるのですが…。お客さんを招待している以上、それはどうなのかな?ということをみんなで考えました。どこまで子ども達が理解できたのかは分かりませんが、これから先大きくなった時に同じような状況に出くわした時、「そういえば…」と、思い出してもらえたら…と思っています。

幕の後ろはこんな感じでキツキツに座っていました💦


 ファッションショーは大盛況で終えることができました。ここからすみれ組の姿を見て、たんぽぽ組やちゅうりっぷ組の子ども達が興味を持ち、遊びが広がっていけばいいなと思っています。

 

ショーが終わった後に、お礼のハイタッチ🤚


 子ども達は、音楽会に向けて楽器遊びや、今後オープン予定のお店屋さんごっこに力を入れようとしています。また子ども達の遊びの様子を紹介していきますね。