先日は、秋の自然物を見つけるためバスに乗って余暇村公園まで行きました。朝から子どもたちは、「今日は余暇村公園に行く日!」と楽しみにしていました。余暇村公園に着くと、第2駐車場の方へと歩き、どんぐりや落ち葉拾いをしました。駐車場に落ちていたどんぐりは、まだ緑色のどんぐりばかりでしたが子どもたちは「これ緑色のやつ!」と言って嬉しそうにお散歩バックの中に入れていました。第2駐車場の方から、余暇村公園内の芝生の広場に出る道を歩いていくと、アケビの木を見つけました。アケビの木には、まだ実が開いていないアケビがなっていました。初めて見るアケビに子どもたちは興味津々!「これはなんていう果物でしょう?」と問いかけると、「さつまいも!や「紫色のあったかいやつ!(焼き芋)」と“アケビ”という答えに辿り着くには難しそうにしていました。そこから、どんどん歩いていくとまたどんぐりと落ち葉の落ちている場所にきて「おばけの葉っぱや!」「茶色のドングリ見つけた!」などと言って大興奮でした。また、余暇村と言えば長い滑り台!ということで長い滑り台の途中からでしたが、みんなで滑り台をしました。大きな滑り台にワクワクしながら滑る子もいれば、あまりの怖さに涙してしまう子もいました。そのあとは、揺れる大きな橋も渡りました。「揺れるの楽しい~」と言う子やここでもまた怖くて涙してしまう子もいました。
別日には子どもたちから提案があった余暇村公園まで行き帰り歩くという挑戦をしました。元気にこども園を出発し、手を繋いでいる友達と仲良く話をしながら歩いていると、柿の木や、園では見ないような花を見つけたりしました。だんだん余暇村公園に近づいてくると、たくさんの落ち葉やどんぐりを拾いながらも「疲れた~」という声が聞こえてくるようになりました。ですが、余暇村公園に着くと再び元気を取り戻した子どもたちは、余暇村公園内の渦を巻いているレンガの建物に登り、下にいる保育者に「おーい!」と手を振ったり、芝生を走り回ったりしました。前回バスで余暇村公園に来た時には、純粋な緑色だった葉っぱも少しずつ色づきはじめ、子どもたちは「赤くなりよる!」と自然の変化を楽しんでいる姿も見られました。余暇村公園で十分に秋探しをした後は、こども園へと歩きました。途中からだんだんと歩き疲れてきた子どもたちでしたが、なんとかこども園まで歩いて帰ってくることができました。長い道のりを歩きましたが、子どもたちは、最後まで自分たちで歩ききり嬉しそうな様子も見られました。子どもたちが提案をした「歩いて余暇村公園まで行く」という挑戦をしてみて、歩いている道中で自然にたくさん触れたり、自分たちで最後まで歩ききるという達成感を味わったりとまたバスで行く時とは違い、子どもたちにとっていい経験ができたと思います。最後まで頑張って歩いた子どもたちをご家庭でも褒めてあげてください(^^)
26日には、子どもたちが芋掘りをした時からずっと楽しみにしていた焼き芋大会がありました。朝から子どもたちは、さつまいもに新聞紙を巻き、水で濡らした後、アルミホイルを巻くまで自分たちで上手に準備をしました。そこから、準備した火の中へ投げ入れました。火元に届く子もいれば投げたはずのさつまいもが、コロコロっと戻ってくる子もいました。さつまいもを火元に入れた後は、焼き芋が出来上がるまで「まだかな~?」「もうできたんちゃう~?」と出来上がるのをワクワクしながら待っている姿が見られました。焼き芋が出来上がり、子どもたちの目の前で焼き芋を割って見せると、「うわ~ほくほく~」と言う声が聞こえてきました。子どもたちは焼き芋を、手に取ると嬉しそうに頬張りついていました。「おいしい~」「甘い~」など焼き芋を満足そうに食べている姿が見られました。