14日から順次3歳以上の園児(ひまわり・ゆり・ばら・ちゅうりっぷの3歳以上)を対象に視力検査を行っています。
子どもの視力は生まれてから徐々に発達し、年長児になる6歳ごろまでにはほぼ完成します。
その発達の途中で屈折異常等があれば視力が十分に発達せず、弱視の状態になります。
弱視の状態を早期発見し、適切な治療をすると治療効果も高くなるため、3歳児健診(3歳半健診)と保育園での年1回の検査をすることとなっています。
ただし、園の検査や健診での検査はスクリーニング検査といって、詳細な視力を計測するのではなく、弱視状態にある子どもを発見し、医療機関につなげる目的で行われています。
そのため、昨年度より視力を数値ではなく、4段階評価(A~D判定)で判定しています。
判定結果が、2・3歳児では治療の目安となる視力「0.3」(D判定以下)、4・5歳児では視力「0.7」(C判定以下)をそれぞれ目安としてそれ以下の場合は眼科の受診を勧めています。
ただし、ちゅうりっぷ組では検査自体が難しい事もあり、両目での計測としています。
「けんこうのきろく」や出席ブックにて結果をお知らせしているとともに、受診が必要な場合も記載しておりますので、ご確認ください。
また、左右それぞれの視力だけでなく、左右差が大きかったり、見えにくさや目線等も確認し、合わせて記載しておりますが、ご家庭でも貼付してある資料の項目に該当する場合、視力低下が気になる場合は、眼科を受診し詳細な検査等をお勧めします。
※視力はなるべく毎年同じ条件で行っていますが、検査の時間帯や天気、その日の体調によって多少前後する事もあります。(例:昨年A→今年B、昨年B→今年C(0.5程度)など)
眼科を受診されましたら、担任もしくは看護師までお知らせください。
なお、視力検査について不明点がある場合も、お知らせください。
視力測定を行うにあたって:表示