2024/2/29 16:48
子ども達の様子 園イベント
園内公開保育(うさぎ組)

 市教委より根木指導主事をお招きして、うさぎ2組の園内公開保育研修を行いました。

 「しっぽ取りゲーム」を題材に、「『楽しい』『もっとやりたい』と思えるような遊びの内容とその関わり方や環境構成を考える」ということを研修のねらいにして行いました。

 事後研では、「園児が泣いている姿」を見て、その解釈を、「しっぽをとられて悔しい」と捉えて「取られてくやしかったねぇ」という言葉がけでよいのか、ということが話題になりました。三歳児の発達段階の特徴を考え合わせると、『無敵の三歳』と言われるように、『何の理由もない自信を持つ年齢』です(コロナ以降、少し少なくなってきた感覚があるのですが・・・)。かといって、クラスのどの子もそうであるかというと、そうではない子もいます。ということを考えると、大人の感覚で『取られてくやしい』と一方的に決めつけるのでなく、単なる『取られて嫌だった』『恥ずかしかった』『驚いた』という子もいるということを考えて、言葉をかけましょう、というような研修をしました。どの子も楽しくゲームに参加している姿に感心し、部屋に帰ってからの感想タイムでも、しっかり自分の感想を言えていた子どもたちでした。

最初は一人ひとりにしっぽをつけて…
2グループに分けて、逃げるチームと追いかけるチームで…
今度は部屋の中で、振り返りです・・・。
グループごとに話し合ったことを返します
焦点を事前に絞っていました。
同じ姿でも、見方が異なります。
『くやしいって、どういうこと?』