2024/1/30 13:49
リス組
🐿リス組のテーマは『やってみよう』と『達成感』です🐿

◎最近、保護者の皆様からの子どもの成長についてたくさん相談をいただく事が増えていますので、今のリス組のこどもたちの成長に合わせた保育者との関り方についてお話させていただきたいと思います。

 

1歳~2歳にかけて成長するにつれ、子どもたちは体だけでなく心も大きく成長します。

 

自己主張がつよくなるにつれて、イヤイヤ期も、心の育ちの表れの一つです。子どもたち自身もイライラしたり難しい時期でもありますよね。

他にも、子ども達の出来る事が増えてきた一方に、『〇〇はできるよね』と出来る範囲を私たちは理解し求めてしまう場面や大人とぶつかりあってしまうことが増えていませんか?

今の1歳~2歳の子どもたちは『できる日』『できない日』が当たり前に存在します。

子どもと向き合う中で、「今伝えないと、この先もできないままなんじゃないか・・・」と思ったり、周りと比べて少しでも出来る子どもになってほしい、「自ら行動してほしい!」と出来ることを増やしてあげたいと、つい毎日のように願う場面が増えていませんか?子どもを思うあまりに、つい怒ってしまったり、疲れてしまったり、、

 

子どものやりたいことを選択できるようにしてあげ、新しいことを始める事は子どもにとっても、経験に繋がり、身の回りのことをやってみようとする意欲を育むためにも大切です。しかし、今日できた事が明日また出来るとも限りません。

きっちりしていることが100点だとしたら、毎日100点でなく30点の日があってもいいんです。良い日悪い日とでこぼこしながら、成長していけるように今のリス組では、『やってみよう』と『達成感』を保育をテーマにしています。

 

また、具体的に以下の3つを紹介します。

 

〇自分でやってみる

「やってみよう」と大人がすぐに手伝うのではなく、まずは自分でやってみようと思えるように、自分でできる所を作りさりげなく手伝っています。

〇時には甘えたい気持ち(休憩)を受け入れる

頑張る一方、たまには休憩、甘えたくなるのも1歳児、2歳児の特徴です。手伝ったり、子どもの気持ちを受け入れ、たくさん甘えて満たされた後に「またやってみよう」とする意欲につながります。

クラスでは、子ども達の気持ちを受け止め、「今日は先生が手伝おうか?自分でする?」と選択肢を与えながら気持ちに寄り添い手伝っています。

〇たくさん褒める、頑張ろうとする姿を認める、達成感を感じられるようにする

子ども達なりに頑張っていますが、「自分で」といっても、正直できていない所の方が多くあると思います。ですが、完璧じゃなくてもいいんです。少しでも頑張ろというその姿を十分に認めてあげる事で次への意欲にもつながっていきます。難しいところは、さりげなく手伝ったりしながら少しでも「自分で出来た」という達成感を味わえるようにしていき、「できたね!頑張ったね!」とめいっぱいに褒められることで自信となり意欲も高まっていくのです。

少しずつ身の回りのことから一人で出来る事を増やしていくことが出来るように、また、感情をコントロールすることを学びながら少しずつ社会性を身につけて行く事ができるようにクラスでも個別に合わせた関りを大切にしています。

長々となりましたが、これからも子ども達の気持ちに寄り添いながら、見守り、励まし、一緒に色んな気持ちを感じて超えていくことが出来るように関わっていきたいと思います。

 

お家の方も、育児や様々な事で悩むことがたくさんあると思います。いつでも、私たちを頼ってくださいね。また、いつでも気軽にご相談ください☆