今週に入り、発熱、咳、鼻水などの症状での欠席が増えています。
また、園内で、ヒトメタニューモウィルス感染症発生の報告が何件かあります。
主な症状は発熱、咳、鼻水などで、嘔吐や下痢が見られる場合もあります。
多くの場合、1週間程度で回復へ向かいますが、乳幼児では重症化することもあります。
重症化すると、気管支炎や肺炎を引き起こすこともありますので、熱や咳が1週間以上続く、呼吸をする時にゼーゼー、ヒューヒューという音がする(喘鳴)、呼吸困難などの症状が見られる場合は早めに再受診しましょう。
「感染したら○日休む」というような明確な基準はありませんが、「咳などの症状が安定した後、全身状態のよい者は登園可能であるが、手洗いを励行する。」とされています。重症化予防のためにも、しっかり症状が落ち着いてからの登園が望ましいです。
主な感染経路は、咳やくしゃみで飛散した空気中のウイルスを吸い込むことにより感染する飛沫感染と、ウイルスが付着したもの(おもちゃ、ドアノブ、机など)に直接触れることで、目や口を介して感染する接触感染です。保育園などの集団生活の場では、集団発生を起こすことも多いです。
登園の可否に関しては、症状に合わせてご判断いただきますよう、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。