2023/4/5 17:23
お知らせ
【看護師より】RSウィルス感染症の流行について

新年度に入り、園内でRSウィルス感染症の流行が見られます。

RSウィルスに感染すると、大人では鼻炎程度の軽い感冒症状が見られる程度でも、乳幼児では重症j化することがあります。乳幼児の肺炎の約50%、細気管支炎の50~90%はRSウィルスが原因と報告されています。

感染経路は飛沫感染や接触感染です。手洗いなど、一般的な感染対策をしっかりすることが大切ですので、ご家庭でも帰宅後の手洗い等をお願いします。

また、風邪症状が見られる場合は、できる限りご家庭で様子を見ていただくようお願いします

RSウィルス感染症に罹患した場合の登園基準は、『呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと』とされています。無理をして長引いたり、重症化したりしないよう、お子様の状態に合わせて登園の判断をしていただくようお願いします。

 

朝来健康福祉事務所管内では、RSウィルス感染症、感染性胃腸炎、インフルエンザ、咽頭結膜熱(アデノウィルス)、手足口病、突発性発疹の発生が見られており、特にRSウィルス感染症、感染性胃腸炎が多く報告されています。

園内で、嘔吐や下痢の症状が見られるお子様も増えていますので、そのような症状が見られる場合には登園を控えていただき、早めの受診をお願いします。

季節の変わり目でもあり、特に新入のお子様は慣れない環境で体調を崩されることもあるかと思いますが、子どもたちが1年間元気に保育園生活を送れるよう、ご協力をお願いします。

不安なことやわからないことがありましたら、お気軽に看護師までご相談ください。