2022/11/19 17:42
令和4年度 卒園児クラス
すみれ組だより(23)

 山々の木々が赤や黄色、オレンジに染まり、紅葉がとてもキレイな季節となりました。

今回は妙見山2回目の登山についてお話ししたいと思います。ご報告が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
 

 10月28日は妙見山へ2回目の登山に行きました。1回目はサプライズハイキングでしたが、今回は3合目まで登山をしてきました。


  前日にあまんじゃこから妙見山周辺の地図をもらい、今度こそ間違えないように、前回はどこで道を間違えたのかを子ども達と一緒に確認しました。登山当日はよい秋晴れの中、那珂ふれあい館までバスに乗せてもらい、そこからは前回同様、妙見山の入り口を目指して歩きました。前回見過ごしてしまった「妙見山登山道東山口」という看板を見つけると、子ども達は「あった!」「これや!」と、大騒ぎでした。

 

 

 

 今までの登山で歩いたことないような山道を見てびっくりした様子の子ども達でしたが、それでも一歩一歩転ばないようにしっかりと登ることができました。途中には大きな木が倒れていて行く手を塞いでいたり、シダの葉が生い茂り足元がとても見えにくかったり…と、いろいろな難関はありましたが、それでもあまんじゃこが教えてくれた3合目の展望台を目指して登っていく姿は、とても立派でした。

 

 

 

 


  看板を目指し歩いていたその先に、見えてきました!「3合目」の看板が!!「あった!看板見えてきた!!」と、子ども達。しかしまだそこがゴールではありません。そこから今までよりもさらに険しい山道を登り、ようやく目標としていた展望台まで登りきることができました。

 

 


 

 

  展望台はちょっとした空き地になっており、そこからちょうどこども園の方角の街並みがよく見えました.。子ども達も「うわー凄い!」「どこがこども園かな?」と、景色に感動したり友達と一緒にこども園を探したりする姿が見られました。

3合目付近の展望台!


 

 

 

 ただ、私たちが予想していたよりもみんなしっかりと登ることができたので、予定到着時刻よりかなり早く到着できました。トイレの問題もあり、予定変更をして下山し那珂ふれあい館でおにぎり弁当を食べることにしました。

 子ども達には3号目の展望台までしか登れないことをもう一度伝えると、「もっと上まで登れる」「頂上まで行く」と、口々に気持ちを伝えてくれましたが、やはりこの先は厳しい山道が続くので、子ども達の安全を第一に考え、この日はここまでで下山することを話しました。

 

 登るのも大変だった山道ですが、上りが急だった分下るのもとても大変でした。子ども達は石や木の実に滑って転ばないよう十分に注意をしながら下りていきました。
 

 

妙見山登山、大成功〜🙌

 

 全員無事にケガなく下山することができ、那珂ふれあい館の芝生でおにぎり弁当をいただきました。

 

 

 その後、那珂ふれあい館の館長さんにお願いし、東山古墳の中を案内してもらいました。初めて入る古墳の中。子ども達も私達もドキドキ!中は大きな石で壁が作られており、「どうやったらこんな大きな石を運ぶことができたのだろう?」と子ども達もとても不思議に感じたようです。東山古墳はたか坊の妹のふう子の家となっていたので、子ども達は「え~?ここがふう子の家?」と、ビックリしていました(笑)普段経験できない貴重な体験ができ良かったと思っています。

 


 

 

 

 子ども達はその後、こども園まで歩いて帰りました。とても疲れていたとは思いますが、誰も弱音を吐くことなく、最後まで歩き切ることができました。

 11月10日の千ヶ峰登山で今年度の登山は最後になりました。千ヶ峰登山の様子も詳しくお伝えします。